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山形建築組合 活動報告
2020-11-11 更新

山形の家づくり『未来の匠』育成事業の一環として、山形県立山形工業高校建築科1年生の皆さんを招き、小野建設株式会社様ご協力のもとに、木造住宅工事現場を見学していただきました。小雨の降る中、生徒が熱心に工事監理者に質問されたり、メモを取る姿も見られました。ひとりでも多く木造建築の仕事に興味を示していただき、できれば生徒の皆さんには地元山形県内の建築会社に就職していただきたいと思っております。最後に、現場見学のご協力いただきました、小野建設株式会社様に感謝申しあげます。ありがとうございました。

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※山形の家づくり『未来の匠』育成協議会とは。

地元の大工の手による在来軸組工法の住宅は、県内経済への波及効果が大きいだけでなく、県産木材の利用促進にも大きく寄与しているものである。しかし近年、ハウスメーカーやプレハブ住宅メーカーの進出に押され、在来軸組工法住宅の建設シェアは年々減少傾向にある。とりわけ、木造住宅の担い手である大工職人減少という現状は、木造住宅建築の根本である『技術の伝承』が途絶える可能性をはらんでおり、県内木造住宅産業の将来が強く懸念されるため、後継者の育成が非常に重要なものとなっている。そこで行政と業界団体が一体となって、若手建築技術者の育成を目的に設立されました。山形建築組合は当協議会のコアメンバーであり育成事業にご協力させていただいております。